“みつばちの詩工房”は2020年4月1日より“金澤やまぎし養蜂場”に変わりました。
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みつばちの巣箱をあけると、箱の内側や巣板と壁の隙間などに黒っぽい粘土のようなものがくっついています。これはみつばちが樹木の新芽や樹脂からかじりとった樹液とみつばち自身が分泌する唾液とを混ぜ合わせてできたもので、プロポリスといいます。 プロポリスは産地や植物によって成分や色も異なりますが、共通しているプロポリスのもっとも重要な働きは消毒薬としての役目です。プロポリスには消毒や殺菌の作用があります。巣を清潔に保ち、ばい菌やウィルスからも家族を守ることができます。プロポリスは高性能の抗菌壁というわけなんです。
(1) 外敵が入って来ないよう隙間を埋めます 巣に隙間があると、そこから他の虫や動物が入ってくるかもしれません。だから自分達が出入りできる小さな玄関を除いて、他の隙間はプロポリスでふさいでしまいます。雨水が入ってくるのも防げます。
(2) 壁をすべすべに補修します 巣の内部にプロポリスを塗って、凹凸をなくし、菌の繁殖を防ぎます。
(3) 修理してさらに丈夫な家にします 巣の割れ目や穴を修理して、家を頑丈にします。
ブラジルに住み、あまりのどう猛さにキラービー(殺人蜂)と呼ばれるアフリカ化ミツバチは、特にプロポリスを作るのが得意です。もちろん日本に住んでいるみつばちもプロポリスを作りますが、キラービーほどすばやく大量に作ることはできません。 もともとブラジルには養蜂用に持ち込まれた西洋みつばちがいましたが、研究用のアフリカみつばちが逃げ出し、西洋みつばちと交配して瞬く間に繁殖しました。性格がどう猛で牛や豚などの家畜を襲い、人間の命をも奪うなど大問題を引きおこし、一時には養蜂産業が衰退するほどでした。良質のプロポリスをたくさん生産することから、現在はプロポリス用みつばちとして活躍しています。
みつばちの巣箱をあけると、箱の内側や巣板と壁の隙間などに黒っぽい粘土のようなものがくっついています。これはみつばちが樹木の新芽や樹脂からかじりとった樹液とみつばち自身が分泌する唾液とを混ぜ合わせてできたもので、プロポリスといいます。
プロポリスは産地や植物によって成分や色も異なりますが、共通しているプロポリスのもっとも重要な働きは消毒薬としての役目です。プロポリスには消毒や殺菌の作用があります。巣を清潔に保ち、ばい菌やウィルスからも家族を守ることができます。プロポリスは高性能の抗菌壁というわけなんです。
(1) 外敵が入って来ないよう隙間を埋めます
巣に隙間があると、そこから他の虫や動物が入ってくるかもしれません。だから自分達が出入りできる小さな玄関を除いて、他の隙間はプロポリスでふさいでしまいます。雨水が入ってくるのも防げます。
(2) 壁をすべすべに補修します
巣の内部にプロポリスを塗って、凹凸をなくし、菌の繁殖を防ぎます。
(3) 修理してさらに丈夫な家にします
巣の割れ目や穴を修理して、家を頑丈にします。
プロポリス採取専用の巣箱は、壁が一部取り外しできるようになっています。わざと巣に隙間を作ると、みつばちは慌ててプロポリスで埋めていきます。おおよそ埋まったところで、採取します。みつばちの強さによって隙間の大きさを変えたり、またあまりしょっちゅう繰り返しているとみつばちが疲れてしまうので、様子をみながら調節しています。
ブラジルに住み、あまりのどう猛さにキラービー(殺人蜂)と呼ばれるアフリカ化ミツバチは、特にプロポリスを作るのが得意です。もちろん日本に住んでいるみつばちもプロポリスを作りますが、キラービーほどすばやく大量に作ることはできません。
もともとブラジルには養蜂用に持ち込まれた西洋みつばちがいましたが、研究用のアフリカみつばちが逃げ出し、西洋みつばちと交配して瞬く間に繁殖しました。性格がどう猛で牛や豚などの家畜を襲い、人間の命をも奪うなど大問題を引きおこし、一時には養蜂産業が衰退するほどでした。良質のプロポリスをたくさん生産することから、現在はプロポリス用みつばちとして活躍しています。