通話無料 平日9:00〜17:00(土日祝日は休業)
  •       
こんにちは! ゲストさま

トップページ > コンテンツ > ムクジローのみつばち講座 > 養蜂ってどんなお仕事?

2.養蜂ってどんなお仕事?

養蜂家とみつばちの1年

私たち養蜂家は、美味しいはちみつや体に良いローヤルゼリーなどを、みつばちたちから分けてもらいます。みつばちたちが元気で楽しく暮らしていけるようにお世話すること、それが私たちのお仕事です。

あたたかい春が来たら、巣箱の中のみつばちたちの数はどんどん増えていき、菜の花や桜の花、レンゲの花などに花の蜜を集めに飛び回ります。みつばちたちがきゅうくつにならないように、巣箱の中を広くしてあげなければいけません。いよいよ養蜂家の1年のスタートです。

  

養蜂家とみつばちの夏の風景

アカシヤの花やトチノキの花、栗やソヨゴの花が次々と咲いていき、巣箱ははちみつでいっぱい。子供を産んだり育てたりする場所もなくなるほどです。私たちはそんな余分なはちみつを分けてもらったり、ローヤルゼリーの採取などで忙しい毎日を送ります。

養蜂家とみつばちの秋の風景

ソバの花やコスモスの花が咲き始める頃、やってくるのが大きな大きなスズメバチ。みつばちたちを食べにくるのです。私たちは毎日のように見回ってみつばちたちを守ります。だんだんと花も減っていく頃には、残しておいたはちみつをみつばちたちに返してあげます。

養蜂家とみつばちの冬の風景

女王バチは子供を産まなくなり、巣箱の中のみつばちたちの数も減っていきます。それに合わせて巣箱の中を狭くしてあげないといけません。みつばちたちが寒くないよう、巣箱をワラや発砲スチロールなどで囲んであげます。こうしてまた私たちの1年が過ぎていきます。

みつばちのおうち、大公開!

みつばちのお家は丸い巣のイメージがありますが、実は養蜂家が用意するみつばちのお家は箱の形をしているんです!中の様子をご紹介します。
巣板の様子

(1)巣板
ここがみつばちのお部屋!六角形の巣の中ではちみつや花粉を貯めたり、子供を育てたりしています。はちみつ・花粉がたっぷり入っている巣板もありますが、子供を育てている時の巣板は真ん中の方に女王ばちと卵、幼虫が住んでいて、その周りには花粉・はちみつなどのエサが貯めてあります。働きばちは仕事をしながら巣の中を動き回っています。また、巣は「みつろう」と呼ばれる働きばちが作り出す「ろう」でできていて、そのまま食べることもできるんですよ。

巣箱の様子

(2)巣箱
巣板を入れるための木でできた箱です。巣板が多いときで9枚入れます。お花の季節に合わせて移動するときや、花粉交配のお手伝いでみつばちを貸し出すときに、持ち運びも便利なんです。巣箱の中では、春から秋にかけて 多いときで5〜6万匹、冬の少ない時でも3万匹くらいのみつばちが住んでいます。大家族ですね!!

養蜂家が飼うみつばちは外国生まれ?

西洋みつばちと日本みつばちの比較

日本にはみつばちが2種類います。ひとつめは、日本に昔から住んでいる体が小さく色が黒い「日本みつばち」。ふたつめが、外国からやってきた体が大きく色が黄色い「西洋みつばち」です。
私たち養蜂家がお世話してハチミツやローヤルゼリーを採るのは、主に西洋みつばちです。






1種類の花の蜜を集めるみつばち


(1)他の花の蜜と混ざりにくい。
西洋みつばちは、その季節にたくさんの蜜を出す花からみんなで集中的に蜜を集めるので、アカシヤの花のはちみつ、レンゲの花のはちみつ、というようにひとつの種類の花のはちみつを採ることができます。逆に日本みつばちはそれぞれが色んな花から思い思いに蜜を集めてくるので、そのはちみつは「百花はちみつ(百花とはいろいろな花という意味)」と呼ばれます。


花の蜜をたくさん集めるみつばち(2)集めるはちみつの量が多い。
嬉しいことに西洋みつばちが巣箱に集めるはちみつの量はとても多いんです。日本みつばちは西洋みつばちほどはちみつを集めてくれないんですよ。


人間と仲良くしてくれるみつばち(3)人間と仲良くしてくれる。
西洋みつばちはきちんとお世話をしていれば、私たちが用意した巣箱の中でずっと暮らしてくれます。でも日本みつばちはちょっと気まぐれ。理由もなくどこかに飛んでいっちゃうこともあるんです。

他にはどんなことしてるの?

花粉交配
野菜や果物はメシベがオシベの花粉を受粉しなければ実がなりません。そこでお役に立っているのが、みつばちたちです。花から花へ、蜜や花粉を集めて飛びまわるうちに、自然と受粉を助けているのです。
そこで私たち養蜂家は、農家の人たちに頼まれてみつばちの巣箱を貸し出します。人間が手作業で受粉させるよりキレイな形の実ができるそうですよ。梨・リンゴ・イチゴなどの果物や、スイカ・ナス・キュウリのような野菜まで、みつばちたちがいないと収穫できないんです。
花粉交配でできる果物や野菜
memo 養蜂家はみつばちのことをいつも考えながらお世話しています。農薬や公害のあるところではみつばちは生きていけないから、自然がいっぱいあるところでみつばちを飼います。自然環境がとっても重要なんですよ〜。