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1.みつばちの生態

みつばちのお食事は栄養満点!

みつばちたちはいつも何を食べていると思いますか?実は、みつばちたちの食べ物は主に3つあります。
みつばちの食事、はちみつ・花粉・ローヤルゼリーのイラスト   

(1)はちみつ
みつばちたちは色々な花の蜜を巣の中に集めてきます。最初はサラサラしている花の蜜は、みつばちたちが巣の中で水分をとばしてトロトロのはちみつに変えていくのです。甘いはちみつは人間が食べても元気になりますよね。

(2)花粉
みつばちたちは集めた花粉をダンゴのように丸めて巣に持ち帰ります。この「花粉ダンゴ」は栄養満点。みつばちたちにとってはちみつがゴハンだとしたら、花粉はオカズのようなものなんです。

(3)ローヤルゼリー
若いみつばちたちがはちみつと花粉をたくさん食べて、体の中で作る「お乳」のようなもので、女王ばちだけが食べることができます。女王バチはこれだけを食べて他のみつばちたちよりもず〜っと長生きするんです。

みつばちの春夏秋冬

みつばちたちは、花がたくさん咲く季節に家族を増やし、花がない季節には家族を減らしながら、四季の自然とともに暮らしています。

春のみつばちのイラスト

冬の寒さがやわらいでくると、女王ばちはさっそく子供を産み始めます。花の咲く季節までに、みつばちたちはどんどんその数を増やし、菜の花や桜の花、レンゲの花などが咲き始めると一生懸命に花の蜜を集めに飛んでいくようになります。

夏のみつばちのイラスト

アカシヤの花やトチノキの花、栗やソヨゴの花などで巣箱の中ははちみつでいっぱい。みつばちははちみつを作るために、おいしくてたっぷりの花の蜜を見つけると巣の中でダンスを踊って仲間に距離や方角を知らせるんですよ。

秋のみつばちのイラスト


ソバの花やコスモスの花などが咲いている時は、はちみつを集めに飛んでいきますが、次第に寒くなってくると、みつばちたちは巣箱から出てこないようになります。女王ばちも子供を産むのをやめて、みつばちたちの数はだんだん減っていきます。

冬のみつばちのイラスト

花のない寒い冬。みつばちたちは巣の中にこもり、集めておいたはちみつを食べながら冬を過ごします。みんなで巣箱の中央に丸くかたまって集まり、暖めあいながら春を待つのです。

働きばちの一生

花から花へ飛び回り、花の蜜を集めはちみつを作るのは働きバチのお仕事。彼女たちは生まれた時から働きものです。そんな彼女たちの一生を見てみましょう。
    
みつばちの成長1六角形の部屋に産みつけられた卵は3日でかえって幼虫になります。幼虫は、先に産まれたお姉さんの働きバチにはちみつや花粉を食べさせてもらいながら大きくなり、サナギになって、21日後に羽を持った働きばちになるのです。
みつばちの成長2さあ、さっそくお仕事です。まずは巣箱の中でのお仕事。お部屋の掃除、後から産まれてきた子供たちのお世話、お母さんである女王ばちの身の回りのお世話などをします。
みつばちの成長3少し大きくなったら、みんなのお家である巣を作ったり修理したり、外から運び込まれる花の蜜からはちみつを作ったり、花粉を保存したりします。
みつばちの成長42週間ほどしたら、いよいよ巣箱の外へ出かけてお仕事です。花から花へ飛び回り、花の蜜や花粉を集めては、せっせと巣箱に持ち帰ります。夏の暑いときは水を運んで巣箱の中を冷やしたり、羽をはばたいて扇風機になったりします。敵がきたらやっつけるのも大事なお仕事です。とくに夏の終わりから秋にかけて襲ってくるスズメバチは大の天敵!養蜂家もできるだけスズメバチをやっつけます。
そんな働きバチは、冬の巣箱のなかでじっとしている時は5ヶ月間は生きていますが、お花の咲いている忙しいシーズンでは1〜2ヶ月しか生きられません。働きバチは短い命の中、家族のために一生懸命働いているんですね。

みつばちは3種類いるんです。

みつばちたちの群れには「女王ばち」「働きばち」「オスばち」がいて、それぞれ自分のお仕事をしながら一緒に暮らしています。
女王ばちのイラスト●女王バチ
群れに一匹だけいる女王ばちのお仕事は子供を産むことです。はちみつではなく、ローヤルゼリーだけを毎日食べている女王ばちは、働きばちの1.5〜2倍も大きな体をしています。また、働きばちは1〜5ヶ月しか生きられませんが、女王ばちは4〜5年も長生きするんですよ。その間、多い時で一日に約2000個の卵を産む時もあります。実は女王ばちも働きバチも幼虫の時は同じ体です。はちみつを食べて育つと働きばちに、そしてローヤルゼリーだけを食べて育つと女王ばちに成長するんです。不思議ですね。
働きばち(メスばち)のイラスト●働きばち(メスばち)
普段いちばん見かけるのがこの働きばち、実はみんなメスなんです。群れで一番数が多く、はちみつや花粉などの食べ物を集めるのも、ローヤルゼリーを作るのも、このメスばちたちのお仕事です。その他にも、みんなの家である巣を作ったり修理したりといった大工仕事や、子供のお世話にお部屋の掃除といった家事までこなします。本当に働き者なんですね。
オスばちのイラスト●オスばち
オスばちのお仕事は女王ばちと交尾して優秀な子供を残すことです。他にお仕事はなく、普段は働きばちが集めてきたはちみつや花粉を食べて暮らしています。そのため、数も少なく群れの中の1割くらいしかいません。寒くなってエサが減ってくると巣から追い出されてしまうこともあります。
memo みつばちたちはそれぞれ役割を持って生活しているんだね〜。ちなみにみつばちが一生のうちにつくるはちみつは、スプーン1杯といわれているんだ。大切に食べてね!